蔵見学

酒蔵みてある記 金鼓の大倉本家酒造

酒蔵みてある記はハイキングと蔵巡りの2つを足した企画なんです。

いやあ久しぶりに歩きました。蔵まで10キロチョット、いろんな抜け道や路地を通って行くんですが、ポイントポイントに矢印が貼ってあったので、地図を見ないでも行けるのが親切ですね。

その日は朝からいい天気で最初は少し肌寒いなと思っていましたが、歩き始めるとだんだん火照ってきますね。

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実はもう何年もやっている企画なんですが、今回が初めての参加なんです。十何キロも歩けるのか自分!と思っていたんですが、歩けるもんなんですね。それはきっと近鉄の企画者の人達の細かい気配りもあって、コースも飽きのこない路地やあぜ道などを選んでいるからなのかなあと思っています。

殆ど休みなしで蔵まで歩き、蔵に着いて少し休憩。

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蔵には何回かお邪魔したことがあるので、お母さんに挨拶をして蔵見学をしていきました。

さすがにこの企画を何回もしているだけあって、実に上手くしてありますね。蔵の中に入るとお酒の造りに関してのパネルがあって、実際に蔵の人達が造っている最中の写真と共にお酒造りの説明が展示されています。

蔵見学が終わると、今度はイベント会場に案内されます。
イベント会場に入る前に蔵元が交通整理(^_^)
でもここに立っていると最初にお会いするのは蔵元なんですね。
みんなが蔵元に最初に挨拶することになります(^^)


蔵元に誘導されて、最初のイベントである抽選会に向けて並びます。
当たると素敵な景品が♪

ココでもキチンと流れが出来ていて、抽選会が終わると次はお燗の試飲ブースがあって、大倉の燗酒を利かせてもらいます。


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ココにはブログ仲間で友人のMさんが良い温度で燗をつけてまして、ここでつかの間ホッとしてから今度は試飲と販売ブースに移動。販売しているお酒は大倉純米吟醸、金鼓しぼりたて中汲み、天の二上山吟醸でした。

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試飲をしながら、いろんな質問が飛び交いながら、お酒が売られていきます。




販売ブースを過ぎると最後に粕汁の振る舞いがあってココで再び体を暖めて、企画の終了です。

それにしても実にこなれたイベントの進め方ですね。
蔵見学→抽選会→試飲→販売→粕汁の振る舞い

全部で1000人以上来たようですが、実にスムーズに流れていましたね。
それもこれもまわりのあたたかい応援あってなんだなあと思いました。
大倉を支える助っ人応援団と近所の人達。地域と大倉ファンに支えられての企画の成功なんでしょうね。

蔵元始め、助っ人応援団のみなさま。本当にお疲れさまでした。

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滋賀の蔵見学&昼から宴♪その1

滋賀の蔵に行ってみたいと思い、お願いしたのはあひるさん。

あひるさんは僕たちが主催する日本酒を楽しむ会に毎回参加してくれるかたで、近江のお酒を愛し近江のお酒を広げるべく活動しておられて、滋賀の蔵を紹介したガイドブック「近江の酒蔵」の著者でもあります。

そのあひるさんのお世話で今回行くことになった蔵は、琵琶湖の西部地域になる湖西方面高島市にある蔵で、福井弥兵衛商店。「萩の露」という銘柄のお酒を醸しています。

どの蔵の周りもそうなんですが、この蔵も周りの景色はすごく情緒があって素敵なところで、 時間があればこのあたりを散歩しながらあちこちの景色を撮っていくのも良い感じです。

今回高崎駅が待ち合わせ場所で、参加者の方は7名でした。どの人達もお酒好きな人そう(^_^) 楽しみです♪

さて駅を出て、ちょっぴり小雨の中蔵に向かって出発です。カバンを換えたので傘を忘れてしまい、あひるさんの傘に入れてもらいました。恐縮です(^^ゞ

PhotoPhoto_2駅からそんなに遠くはなく7分ほどで蔵に到着。見えてきた看板は歴史をものがたっているようです。 そして玄関の前には青々とした杉玉が。これを見るとああっ蔵に来たなと実感するんですね♪

玄関から奥の座敷に上げてもらい、しばらくそこでお茶をごちそうになりながらいろいろ話を聞きました。

そこで気になった点を何点か上げると。

福井さんの蔵は兵庫産や地元滋賀産の山田錦と玉栄、吟ふぶき、渡舟、そして高崎市には「日本の棚田百選」に選ばれているほどの棚田があって、その棚田で獲れたお米コシニシキを使ったお酒、里山があります。

地元のお米を使って、と始めた里山だったんですが、酒米ではなく食米ということで最初はあまり美味しく造れなかったそうです。何故かというと、一つは吸水性の問題。好適米というのは水分を吸いやすく、そして逃げにくいのだそうです。それに対して食米は吸水しやすく、逃げやすいらしい。そしてさばき易さの問題も出てきます。日本人が好んで食べる食米というのはおにぎりに出来る事でも分かるように粘りがあります。この粘りがさばくときには非常に手間がかかり、さばきにくいようです。でも工夫に工夫を重ねて、年々美味しくなっているようです♪ 琵琶湖ホテルにも下ろしているそうで、こういう宿泊施設で美味しいお酒が飲めたら嬉しいですね(^_^)

それから蔵のお酒の特徴に大きく左右される水は軟水で、だからかどうか非常にやわらかでまるみのあるお酒です。

杜氏は能登杜氏です。能登杜氏組合の会長をされているそうです。今回は残念ながらお会いしていません。

今回忙しい中、お話を聞かせていただいたのは、福井毅専務さん。造りに入って6年で、だいぶ自分の思う通りにお酒が造れるようになり、より美味しいお酒を造るために試行錯誤の真っ最中。造り手としてもっと良いお酒造りを目指して奮闘中のようです。

ただひとつ問題は、美味しいお酒を造るとコストが上がる分、どうしても売値も上がってしまい、地元の消費だけではまかないきれないこと。

これは個性的なお酒を造る藏ではどこも悩むべき問題のようです。造るだけではなく、営業力もこれからの蔵は求められることでしょう。もちろん酒屋さんも頑張っていただきたいですね。

さてさてお話を聞いた後、蔵の方を見て回りましたが、仕込みが終わっているので造りの場面はありません。P1050344 P1050346 ただタンクを案内してもらったときに、タンクに耳を澄ますと発酵の心地よい音がしていて、みんなで耳を近づけてお酒が出来ていく音を楽しみました。その音はなんか子供が生まれたときに嫁さんのお腹に耳を当てたときに聞こえてくる音に似ていたような気がしました。

P1050356蔵見学をざっと終えて再び座敷で利き酒をしたのは、山田錦の35%と40%のお酒。35%は香りが広がってほのかに甘く、後口のかすかな渋味が若さを醸し出している。対して40%の方が味の乗りは良く僕はこっちの方が好きですね。ただ後口の渋味はこちらの方が残りました。

P1050358P1050359その後3つの稲穂を見せてもらいました。山田錦、渡舟、コシヒカリの3種類で山田錦と渡舟は同じ長さで長く、渡舟の特徴は稲穂の先にトゲがあって、小鳥たちに実を食べにくくなるようです。

まあそんなこんなでいろんなお話を聞いた後に、予約していたもう一つの楽しみ。鮒寿司茶漬け付きの老舗料理と萩の露の美味しいお酒を昼日中から堪能する宴に突入するべく、福井弥兵衛商店さんを後にするのでした。

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